Nember10 ~燃える男~ [フットサル]

【闘志満満】戦う意欲が満ちあふれてる事
十年後―――。 卒業後、宮田は富山に帰り、雄一はロスに転勤、森本、染野もそれぞれ地元に帰り就職、長坂は佐賀へ永住、賢一は課長に昇進、圭介は梶にかかりっきり、鶴田は酒に溺れ、最後までいた大石も離婚騒動が持ちああがり、とうとう水色のユニホームは二つだけになってしまった。そう、背番号14と10番。いつかこんな日がくるなんて思ってた。みんないつまでもフットサルをやってられないし、時間もない、これない様々な事情がある。家族、仕事。そしてなにより始めた時の情熱もなくなっていった。みんな大人になってしまった。それぞれの道を歩き出した。
ただみんな辞めていく中でこの男は違う。背番号10池田真一朗。頑固者。毎週毎週転勤先の長野から新幹線で通ってくる。仕事も時間を作るため何度も変えた。こいつはフットサルが好きだ。フットサルをやるためなら他のどんなことも耐えられる。すべてにおいてフットサルを最優先させる。いつもフットサルの事を考えてる。そして何よりあの時変わらなぬフットサルへの情熱がある。夢もある。
この10年アスタリスクも輝いた時期があった、ドリルマッチョメンズを倒しオープン大会で優勝、神奈川県リーグ一部昇格、関東リーグ参入戦出場。しかしどれもこれも過去の話だ。もうあの頃の輝きはない。ただ、あともう少し、あと一歩、手が届きかけたというのも事実。
真一朗と二人で飲みに行くと真一朗は決まってこの話をする。夢。「アスタリスクを関東リーグに昇格させたいんだ!」この話をする真一郎はとてもうれしそうで希望にみちてあの頃と何も変わらない。初心者だったあの頃。まったくの初心者から始めたフットサル。お互い上手くなった。10年やれば上手くなるのも当然か。もうお前のドリブルを止められる奴は県レベルにはもういないよ。
辞めていったメンバーの話をすると真一朗は顔をしかめる、そして目の奥の光が消える。「ケンジも辞めたかったら辞めていいぞ、俺はやめない。」そんな顔するな、まだ俺はやるぞ、お前にだってフットサルの情熱は負けない。最初からわかってた、最終的に俺ら二人になる事を、俺らフットサルを好きすぎる。そしてこれだけは言わせてくれ「お前が辞めるまで、俺はお前にパスを出しつづける。」








まじで自分のことを書かれると嬉しい!(笑)まあ、闘志満々だけどね♪(笑)この名文章に恥じないように頑張ります!!
by いけしん (2005-05-20 10:08)